はじめての公開 1 — 全体の流れと、どこまでやるかを決める

更新日: 2026-09-30

このコースは、アレルギーの当事者でも専門家でもない方が、お店のアレルギー情報を公開するまでの道のりです。全部を読んでから始める必要はありません。掲載は名前と住所だけで作れて、公開ボタンを押すまで非公開です。 まず掲載を作り、画面の案内から必要なページを開いてください。

この流れで進めます

  1. 全体の流れと、どこまでやるかを決める(このページ)
  2. 原材料を調べる — いちばん時間がかかる、お店での作業です
  3. 厨房での混入を確かめる
  4. 読者の目で確かめて公開する
  5. 公開したあと — お店で同じ答えをし、続ける

2 と 3 は、メニューの画面で1品ずつ入れながら進めます。紙に書いてから写す必要はありません。

公開するとは何をすることか

外食には、アレルギー表示の法的な義務がありません。このサイトに載せる内容は、お店が任意に出す情報です。ただし、あらかじめ容器包装に入れて売る加工食品(店で作って包装し、棚に並べる商品など)には、食品表示法の表示義務があります。対象になるかは管轄の保健所に確かめてください。

公開した表は、食物アレルギーのある方やその家族が、注文する前に読んで、食べるかどうかを決めるために使います。出すのは保証ではなく判断材料で、食べられるかどうかの判断はお客様がします(消費者庁のパンフレット p.7)。そのため、このサイトでは1品ごと・品目ごとに、次の4つのどれかで答えます。

答え意味
「含む」原材料として使っている
「混入」同じ油・同じ器具などで、調理の工程で入るかもしれない
「含まず」原材料として使っていないことを確かめた
「不明」確かめていない・分からない

分からないときは「不明」が正しい答えです。 パンフレットも「わからないときには『わからない』と回答」するよう書いています(p.7)。推測で「含まず」を書くことが、読者にとっていちばん危険です。使い分けの詳細はメニューのページにあります。

品目は日本の制度に合わせた29品目で、表示が義務の9品目(えび・カシューナッツ・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生)と、表示が推奨の20品目があります。推奨の20品目は、包装に表示されないことがあります。「表示がない=含まれていない」ではありません(同 p.10)。

どこまでやるかを決める

掲載を作ると、「アレルゲン情報の案内方法」の画面で、お店で実際に答えられる方法を1つ選びます。

お店の状況選ぶもの
一覧表がある、または作る「このサイトにメニューごとの表を入力する」
自社サイトに PDF やページがある、手元に PDF がある「外部の資料・Webページで確認できる」
お店に一覧表の紙や掲示がある「店頭の紙・掲示で確認できる」
表は作らないが、スタッフが確かめて答えられる「スタッフに聞くと品目ごとに回答できる」
個別の確認や対応をしていない「アレルギーに対応していない」

スタッフが答える場合も、答える中身には表を作るのと同じ確認が要ります(次のページの作業です)。正確な情報をつかめないときは、情報を出さないほうが誤食の危険を減らす、と手引きは書いています(p.7・p.10)。「アレルギーに対応していない」と伝えることも、来店前の判断材料になります。

範囲は小さく始めてよい

範囲は、「メニューごとに、義務9品目だけ」から始められます。手引きは、取組を義務の品目から始めて段階的に広げるとよい、としています(p.9–10。品目数は当時のもの)。パンフレットも、「定番メニューだけ」「卵・乳・小麦だけ」のように範囲を明示したうえで始めることを一つの方法として挙げています(p.7)。

  • 29品目をすでに管理している方、仕入先から29品目の情報をもらえる方は、「メニューごとに、義務9品目と推奨20品目(29品目)」
  • 載せるのが定番の数品だけ、または一部の品目だけなら、「一部のメニュー・一部の品目だけ」

選んだ範囲は公開ページに出ます。範囲はあとから変えられます(公開前でメニューがまだ1品も無いときは、メニューの画面でも変えられます)。

最初にすること

  1. 管理画面のトップで「店舗を登録する」を押し、名前と住所を入れます
  2. 案内方法と範囲を選びます(迷ったら、上の表と「義務9品目だけ」で)
  3. 表を入れる場合は、メニューの画面で1品ずつ入れていきます。原材料を調べるに進んでください

画面の操作の手順は初めて公開するにもあります。

参考資料

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